キャッシュレス決済のなかでも以前からあるクレジットカード。海外旅行保険がついていたりして、便利なカードもあります。
便利ではありますが、使いすぎには注意が必要です。
今回は、使いすぎないために、簡単管理のいろはを紹介します。
- クレジットカードを、つい使いすぎてしまう・・・
- クレジットカードを使っているが、毎月の支払金額がいくらかわからない
- クレジットカードの利用控えが財布にたまっている・・・
クレジットカードを使いすぎないための3つのポイント
クレジットカードの支払いは、支払い期間(約1ヶ月)ごとに、登録した金融機関口座から、翌月など決まった日に利用金額分が引き落とされます。
例えば、9月1日〜9月30日までの利用金額が、10月27日に口座から引き落とされるといった感じです。
分割して支払う方法も可能ですが、多くのクレジットカードの場合、3回分割から手数料がかかります。この手数料は絶対に避けるべきです。
また、2回分割だと手数料はかからないことが多いです。ただ、2回に分けての支払いは、心理的に使いすぎにつながる可能性が高いでしょう。
これらのことを考えて、支払い回数は1回払いに制限することがポイントです。
ポイントの2つめは、支払い後すぐに記録することです。これは2つの目的があります。
- 何にいくら使ったのか不明になるのを防ぐため
- 利用額の引き落とし日に残高不足になることを防ぐため
記録するためには、受け取ったレシートを財布などに一時保管をします。その後、できるだけ早く記録を取ります。
記録するときのポイントは、すぐに、いつでも記録できる環境にしておくことです。
おすすめは、Googleスプレッドシートです。これはGoogle版Excelのようなもので、sumなどの合計関数も同じように使え、スマホからでも入力できます。
このGoogleスプレッドシート例のように、利用日、利用用途、金額に分けて入力します。カード会社ごとに引き落とし日は異なることが多いので、複数枚を保有している場合は、分けて管理します。
引き落としされたら、その分のセルを削除します。そうすることで、クレジットカードで、今いくら使っているのか即時に把握できます。
タブで管理できるので、ボーナスなどの利用用途も記録して保存しておくこともできますよ。
また、不正利用があった場合、60日以内に連絡すれば不正利用を補填してくれる会社が多いです。記録を取ることで、万が一の不正利用にもすぐに気づくことができます。
ポイントの3つめは、支払い後すぐに利用額分の現金を財布から移すことです。財布から現金を移すことで、現金を使った感覚になるので、使いすぎを防ぐことができます。具体的に、移す方法は2つあります。
- ATMから引きお落とし口座に、その都度入金する
- ポーチなどに利用金額分の現金を移し、引き落とし口座のATMにまとめて入金する
ここでのちょっとしたコツは、使った金額よりちょっと多めに入金することです。例えば、2,500円使った場合、ATMで3,000円入金します。
結果、それがプチ貯金につながります。
引き落とし口座に都度入金する
これを実践するには、いつでも入金がしやすい環境でないと忘れてしまいがちになります。
いつでも入金しやすいように、新生銀行やセブン銀行などのコンビニATMが利用できる口座で、かつ、ATMでの入金手数料がかからない口座であることが、この方法の前提条件です。
ポーチなどに、利用金額分の現金を移す
100円ショップなどに売っている透明ポーチなどを用意します。
これに、使った分だけを保管していきます。引き落とし日前には、まとめてATMで入金します。
「入金」と「記録」が終えたら、クレジットカードの利用控えを破棄します。
最近の利用控えは、クレジットカード番号が「××××-××××-×××-123」のように最後の3桁だけが記載されるだけですが、万が一、全番号が記載されている場合は、必ずシュレッダーで処分しましょう。
おわりに
クレジットカードを使いすぎないポイントをお伝えしました。
クレジットカードは、現金がなくても買い物ができ、かつポイントをゲットしたり、とても便利なものです。ですが、管理がずさんだと、つい使いすぎてしまい、思わぬ出費につながります。
使いすぎを防ぎ、賢く使いましょう!