こんにちは。@yappybyです。
台風や地震などの災害に備え、備蓄しながら消費するローリングストック。
これをEvernoteを使って、かんたんに行う方法を紹介します。
- ローリングストックは聞いたことがあるけど、どうやるの?
- 備蓄はしたものの、どこに何を備蓄したかわからなくなる
- いざというときに、食品の消費期限が切れていて食べることができなかった
ローリングストックとは?
災害やパンデミック時には、数日間の食料や水などが必要です。
食料品を備蓄するときのポイントは消費期限(または賞味期限)を記録することです。これを記録せずに保存しておくと「消費期限がいつの間にか切れていた」なんてことになりがちです。
それを防ぐために、
備蓄時に消費期限(または賞味期限)を記録し、少しずつ食料品の備蓄を進めながら、消費期限が来る前に少しずつ食べる
というのが「ローリングストック」です。
ここでのさらなるポイントは、「少しずつ備蓄する」です。一気に備蓄すると、一気に賞味期限が来て食べきれません。
繰り返しますが、賞味期限を管理しながら、少しずつ備蓄をしていく、これがローリングストックの方法となります。
例えば水。飲料用だけでなく料理にも使いますので、私は少し多めに備蓄しています。具体的には、2リットルのペットボトルを42本備蓄しています。この42本も、少しずつ買い足しました。
市販されている6本入りのペットボトルの賞味期限は約2年程度です。これを約3ヶ月から半年ごとに買い足していきました。また、最近では災害備蓄用として長期保存できるものもありますので、これらも購入しました。
賞味期限をどう管理するのか?
このローリングストックを実践するには、各食品の消費期限(または賞味期限)を食品名とともに記録する必要があります。この記録を定期的に確認しながら、賞味期限が来るまでに消費し、かつ補充します。
問題は「この備蓄記録を定期的に確認する」のが少々面倒なことです。ここで役立つのがEvernoteです。
では、その理由を紹介します。
Evernoteがおすすめの理由①
1つめは、リマインダー機能です。
賞味期限を管理するときに活躍するのがEvernoteのリマインダー機能です。その方法は簡単です。
- まず、食品名と賞味期限を箇条書きにしてノートに記録します。
- 記録した食品の中で「最も賞味期限が近い食品」を探します。
- この食品の賞味期限の数日前にリマインダーの日時を設定します。
- 消費したら、再度これを繰り返します。
このリマインダー設定日は、すぐには食べきれないことを考慮して、期限の数日前に設定するとよいでしょう。
Evernoteがおすすめの理由②
ふたつめはノート記入の自由度の高さです。
ノートの記録には、「食品名」と「賞味期限」は必須事項です。
これに加えて、子どもがいるなら、誰用なのかを記録するとよいです。
また、保存場所が複数ある場合、どこに保存したかを記録する必要もあります。
少しずつ備蓄をすすめるなら、購入の有無もチェックマークで記録しておくと、買い物ついでに購入しやすくなります。
Evernoteがおすすめの理由③
3つめはノートをデバイス自体に保存できることです。
災害時にはインターネットがつながらないリスクもあります。そんなときに備えてPCやスマホにローカル保存しておくことをおすすめします。
Evernote for Mac と Evernote for Windows では、同期したすべてのノートブックとノートがコンピュータ上のデータベースに保存されます。
Evernoteより引用 アクセス日時2020.10.7
また、モバイルデバイスでのノートのオフライン利用は、有料版のみ利用可能です。※記事作成時点
Evernote アクセス日時2020.10.7
Evernote以外のアプリは使える?
Apple純正メモもノート記入の自由度が高く、iPhoneやiPad自体にノートを保存する機能がありますが、リマインダー機能がありません。
Appleリマインダーアプリは、リストを記録するノート記入の自由度が高くありません。
Evernote以外でも、この「3つの理由」を満たすことができるアプリでもよいと思いますが、現時点ではEvernoteが、メジャーかつ使用感では最もオススメできるアプリです。
Evernote以外だと、少々手間はかかりますが、次の方法でもいけると思います。
- 紙に書いて写真を取り、その写真を共有ボタンからApple純正リマインダーなどで、直近の賞味期限日にお知らせする方法もあります。
- Apple純正メモアプリに記録し、共有ボタンから、そのメモをApple純正リマインダーに設定する合わせ技もあります。
あとがき
何をどれぐらい準備すればよいかは、家族構成によって変わるので、今回は、管理方法の考え方に絞って記事をつくりました。
今回の記事が防災対策に少しでも役に立てばうれしいです。